2013年05月23日

火の鳥 レトロコミック

火の鳥は漫画少年に1954年に連載された漫画。
その後、少女クラブ、COM、マンガ少年、野性時代と雑誌を変えて連載される。
全16巻。作者は言わずと知れた漫画の神様である手塚治虫先生である。
火の鳥はそれぞれ章に分かれており、全部で15章
エジプト編・ギリシャ編・ローマ編・黎明編・未来編・ヤマト編・宇宙編
鳳凰編・復活編・羽衣編・望郷編・乱世編・生命編・異形編・太陽編
1989年に手塚治虫先生が亡くなられたため、
1986年から1988年に連載された太陽編を最後に、火の鳥は未完の名作となっている。
鉄腕アトムの世界が舞台のアトム編。現代の世界が舞台の現代編など。
火の鳥の最終回の構想はあったらしいが、まことに残念ながら世に出ることはなかった・・・
個人的にこの漫画こそが、手塚治虫先生の最高傑作だと思う。





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タグ:手塚治虫
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2013年03月23日

アドルフに告ぐ レトロコミック

アドルフに告ぐは週刊文春で1983年から1985年まで連載された漫画。
全5巻。作者は漫画界の神様、手塚治虫先生。
アドルフの性をもつ3人の人物と、この物語の狂言回し役である峠草平が中心人物。
実在の人物であるドイツ総統のアドルフ・ヒットラーがユダヤ人の血が入っているという設定
(アドルフに告ぐの設定であり事実ではない。しかし祖父がユダヤ人という噂はあったようだ)


他のアドルフ2人や峠草平に比べると、ヒットラーはそこまで出番は多くないが、
このアドルフに告ぐでは非常に重要な人物である。
そしてヒットラー以外の2人がアドルフ・カウフマンとアドルフ・カミル。
カウフマンとカミル、そして峠草平の3人全員がアドルフに告ぐの主人公といっていいだろう。
それぞれが数奇な運命に翻弄されて、悲しい結末を迎えることになる。


アドルフに告ぐの冒頭にて峠草平が墓参りをするとこから物語は始まる。
ヒットラー・カウフマン・カミルの3人はすでに死亡している。
峠草平がアドルフ達と出会い、彼らの悲しい人生に立ち会ったことを回想する。
そのためアドルフに告ぐのほとんどは峠草平の回想といっていい。
激動の昭和の時代、第二次世界大戦、ナチスとユダヤ。
様々な歴史的な事件と関わっていくことになる。


個人的にはカウフマンの物語が最も好きだった。
アドルフに告ぐの登場人物の中で、彼ほど運命や時代に翻弄された人物はいないだろう。
少年時代の大人しく優しい少年だった彼が、
成長していくにつれてナチス色に染まり冷酷な軍人へと成長していく。
カウフマンとカミルは少年時代には親友だったが、やがて運命は2人を戦わせる。
アドルフに告ぐのタイトルの意味を知った時が、今作で最も名シーンだと思う。
国の正義に翻弄されて人生を狂わされた男。彼は何を思ったのだろうか?
正義とはいったいなんだろうか?

「世界中の子供が正義だと言って殺しを教えられたら、いつか世界中の人間は全滅するだろうな。」




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タグ:手塚治虫
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2012年09月22日

三つ目がとおる レトロコミック





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三つ目がとおるは週刊少年マガジンで1974年から1978年まで連載された漫画。
全6巻。作者は漫画界の神様、手塚治虫先生。
単行本に未収録の話が多かったが、後に出た文庫本では全てのエピソードが入っている。
1965年のワンダー3事件で講談社と関係が絶たれていた手塚治虫先生だが、
三つ目がとおるとブラックジャックで、人気が低迷してた手塚治虫先生が復活することになる。


主人公の写楽保介は三つ目族の末裔。
普段はデコに絆創膏をつけており、中学生でありながら幼稚園児並みになっている。
しかし絆創膏をはずした三つ目が出ている時は、天才的な頭脳になる。
傲慢な性格になり、悪魔のような存在に変わる。
危険な状態だが唯一ヒロインの和登千代子の言うことだけは、渋々ながらだが聞く。
普段は幼稚園児のような写楽が、三つ目状態になって暴れるのが爽快である。


三つ目がとおる 全8巻セット 講談社漫画文庫
posted by jin at 22:12| 三つ目がとおる | 更新情報をチェックする
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